AGMaker専用ノード「ChangeAngleSettings」について解説します。
概要
ChangeAngleSettings (マウス/スティック角度連動設定)は、ゲームコントローラーのスティックの角度、もしくはゲームオブジェクトとマウスの相対角度によってオブジェクトを自動で回転させる設定ノードです。
いわゆるスティックシューターやマウスシューターといったジャンルで主に利用できます。
設定内容
右/左スティックを使う(Use Left/Right Stick Input): 連動させたいコントローラーのスティックを選択します。
マウスを使う(Use Mouse Position): マウスを使う場合選択します。
対象ノードを指定(Target Node): 指定したノードが、自動で回転するようになります。
ノードの回転を追加(Is Add Node Rotation):ONにすると対象のノードの元の角度に対して加算する形になります。
基本角度(Base Angle): 角度調整用の項目です。右方向を0度、上方向を270度として回転のオフセットを指定できます。
上方向/下方向の上限角度(Upward/Downward Rotation Limit): 追従の上限角度を設定できます。上下共に180度とすることで360度回転するようになります。
注意点
反転動作を行うと正常に動作しません。
自動でY軸を反転(Auto Y Flip Animation)が有効の場合、反転動作時に正常に動作しなくなります。
これは、ゲームオブジェクト全体を反転してマウスの座標やスティックの座標が狂ってしまうためです。
AnimationPlayerで回転させるノードを選択しないでください。
AnimationPlayerでRotationプロパティをキーフレームとして利用しているアニメーションでは、Rotationが上書きされてしまうため正常に動作しなくなります。
特にボーンアニメーション利用時に注意が必要です。
サンプルプレイヤーであれば、B_Joint_Lのボーンを選択すれば正常に腕を回転させることが可能です。