ACTION GAME MAKERでは、メニュー画面を作成するためのシステムがあります。
メニューは、自動で最前面に描写され、カメラの影響を受けないノードで、ステータス画面やインベントリ画面といったメニューの描写に適しています。
MenuSceneノード
ルートノード作成画面より作成することができます。
[CanvasLayer]ノードを子として自動で生成します。
[CanvasLayer]ノードの子で、[CanvasLayer]ノードの範囲内(デフォルトでは右下方向の濃い青い線に囲まれた部分)に配置されたノードはメニュー表示時に最前面に表示されます。
[CanvasLayer]のサイズはプロジェクト設定のウィンドウサイズ(viewport)に合わせて自動で変化します。
実行アクション、メニューシーンを表示/非表示(OpenMenu/CloseMenu)
MenuSceneをルートノードとして持つシーンの表示/非表示を行うアクションです。
開いた順に自動で0からメニューIDが割り振られますので、指定のメニューを非表示にすることが可能です。
UIレイヤーとの使い分け
似たような機能を持つものとして、[GameScene]作成時に生成されるUIレイヤーがあります。こちらも[CanvasLayer]を用いており、範囲内においたオブジェクトが最前面に表示されるというものですが、メニューを表示/非表示のような表示管理アクションが無いため、HPバーといった、HUDとして常に表示されるUIにおすすめです。
一方でメニューシーンはアイテムメニューやステータス画面といった開いたり閉じたりする必要のあるメニューにおすすめです。